この記事は、iDeCoと企業型確定拠出年金との違いや、結局お得なのはどっちか、気になるけど人には聞けない疑問を解説していきます。
また、iDeCoを始める際にどこの金融機関で始めるかといった疑問にもお答えします。
この記事を読むメリット
1.iDeCoと企業型確定拠出年金との違いを理解して、どちらに加入したほうがいいか分かる。
2.iDeCoを始めるのにおすすめの金融機関が分かる。
この記事を読むことで、iDeCoと企業型確定拠出年金の違いを分かったうえで、どちらで運用すべきかが解決します。
★iDecoの加入条件って?こちらもチェック★
iDeCoと確定拠出年金企業型との違いを解説★
中には、企業型拠出年金(以下DC)を制度として用意している会社もあります。
iDeCo(個人型確定拠出年金)とDC(企業型確定拠出年金)の違いは何でしょうか。
その名の通り、iDeCoは個人で加入しDCは企業で加入するものという違いがあります。
では、それぞれの違いを表にまとめました。
iDeCo | 企業型DC | |
---|---|---|
加入 | 個人で任意加入 | 会社が導入 |
掛金 | 自分で拠出 | 会社が負担 ※従業員が上乗せして拠出も可能 |
金融機関 | 自分で選択 | 会社が選択 |
金融商品 | 自分で選択 | 会社指定商品の中から選択 |
手数料 | 自分で負担 | 会社負担のケースが多い |
DCが個人型拠出年金の加入を認めていない場合、iDeCoとDCはどちらかしか利用できません。(2022年10月からは併用可能になります。)
では、どちらに加入したほうが良いのでしょうか。次で説明していきます。
iDeCoと企業型!お得なのはどっち?
会社でDCの制度があるのであれば、まずDCに加入することをおすすめします。
DCへの加入選択制を導入している企業では、給与の一部を掛け金として拠出するためその分は非課税になります。
しかし、確定拠出年金を利用しないと、掛け金分が収入として支給されます。
課税対象の収入額が上がってしまうため、社会保険料が高くなる可能性があります。
また、手数料の面でもDCのほうが優れています。
iDeCoの場合、口座管理料など手数料は自己負担となり、年間で最大7,500円です。
DCはそれらの手数料を会社が負担してくれるため、30歳から60歳まで拠出した場合約22万お得になります。
・給与の一部が掛け金として拠出されるため所得税控除などの節税になる
・口座管理料などの手数料は会社が負担してくれる
この2つのポイントから、DCから始めることをおすすめします。
iDecoおすすめ商品は?金融機関はどこでできる?
いざiDeCoを始めようと思っても、金融機関や投資先商品で迷うのではないでしょうか。
まず最初に金融機関を決めていく必要があります。
金融機関を選ぶ
金融機関はネット証券を使用することをおすすめします。
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ネット証券のメリットは次の通りです。
・手数料の安さ
・申請がオンラインで完結する
商品を選ぶ
金融機関が決まれば、次は商品を決めていきましょう。
選ぶポイントは次の2つです。
・手数料の安さ
・元本確保型か元本変動型
手数料が安い商品を選んだほうが、手数料が惹かれない分利益が大きくなります。
また、元本保証か変動かで運用のリスクが変わります。
元本確保型は、元本が減るリスクを負いたくない・手堅く年金に備えたい方におすすめです。反対に元本変動型は、多少の増減があっても、より多くの収益を狙いたい方におすすめです。
iDeCoとDCを正しく理解して老後に備える★
確定拠出年金には個人型(iDeCo)と企業型(DC)があることをここまで説明しました。
会社にDC制度があるのであれば、そちらに優先して加入することをお勧めします。
iDeCoとDCの違いを正しく理解し、あなたにあった方法を選んで老後に備えましょう★
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