この記事は、すでにつみたてNISAやNISAを始めている方に向けて、切り替える場合の注意点や投資期間について詳しく説明します。
また、NISAのデメリットを述べているサイトもありますが、その理由についても詳しく見ていきます。
この記事を読むメリット
1.NISAまたはつみたてNISAを始めている場合の切り替え方法が分かる。
2.切り替える際の注意点や投資の期間がどうなるのか分かる。
この記事を読むことで、NISAやつみたてNISAの切り替えについて理解し、あなたにとって最適の方法で運用ができるようになります。
NISAとつみたてNISAで迷っている方はこちら!
NISAとつみたてNISA切り替え!期間はどうなるの?
NISAは一般NISAとつみたてNISAどちらかの口座しか開設できません。
そのため、NISAを始めた後につみたてNISAに、またはつみたてNISAからNISAに切り替えたいと思ったことはありませんか?
実は、年に1回まで切り替えることが可能です。
NISAとつみたてNISAの切り替え方法は2種類あります。
・金融機関は同じで切り替えをする場合
・金融機関を変更して切り替えをする場合
NISAとつみたてNISAは投資可能期間が異なっています。
切り替えた場合、期間はどうなるのか気になりますよね。
NISAとして投資した資産は、5年間はNISA預かりとして運用されます。
過去の保有資産までは、NISAからつみたてNISAとして変更できません。
それから、20年間つみたてNISAを運用できます。
つみたてNISAとして投資した資産は、20年間はつみたてNISA預かりとして運用されます。
過去の保有資産を変更できない点はどちらの変更でも同じです。
NISAとつみたてNISAの切り替え!注意点は?
NISAの切り替えは1年に1度であればいつ何時変えられるものでもありません。
切り替え時の注意点と合わせて説明します。
NISAは切り替えできる条件がある
切り替えをするには、次の条件を満たしている必要があります。
・今年度(1月1日~12月31日)でNISAの投資枠を使っていない
・10月までに手続きを終えている
もし、今年度で投資枠をすでに使っている場合、次年度まで待つ必要があります。
NISAからつみたてNISA変更でできなくなること
NISAからつみたてNISAへの変更をすると、ロールオーバーができなくなります。
ロールオーバーとは、NISAで保有している資産の非課税機関が5年から最大10年まで延長させることができます。
NISAの5年間で保有した有価証券を翌年のNISA枠に移すことによって、非課税期間を延長させることができる仕組みです。
ロールオーバーのメリットは非課税期間を延長できることなので、その恩恵を受けられないことに注意してください。
NISAはデメリットしかないって本当?
NISAはデメリットしかないとうたっている人もいます。
その理由はなぜでしょうか。
・非課税期間後の売買には課税される
・損益通算ができない
非課税期間後に課税はされますが、非課税期間内に売却すれば何の問題もありません。
また、損益通算とは一定期間内の利益と損失を相殺することです。
A株で10万円の利益、B株で10万円の損失が出た場合、相殺して非課税になります。
しかし、NISA口座の場合は税制上損失とみなされません。
資産が減るデメリットではないので安心して大丈夫ですが、損失が出た場合の税の控除対象とならない点だけ注意してください。
NISAからつみたてNISAも可能!自分に合った方法を
NISAとつみたてNISAの切り替えは、手続きを踏めば可能です。
条件や注意点もあるのでじっかり熟知したうえで、自分に合った方法を選ぶと良いです。
ぜひ、あなたに合った方法でお得に投資をしましょう★
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